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この春、樹木の「こぶし」について書いたことがある。忘れないうちに、その続きを記しておこう。詳細は(1)~(3)をお読みいただきたいが、そのとき和名である「こぶし」と漢名である「辛夷」について検証し、「広辞苑」など日本の辞書に記された解説の危うさ・問題点を指摘しておいた。
今日の写真はそうした疑問や指摘の根拠としてお目にかける。当時はまだ写真は載せず、文字だけの説明であったから分かりにくい点があったかも知れない。列島の先人達が注目したのは春の花ではなく、この写真に見るような派手な色をした果実の方だった。これなら拳と呼んでも不思議はない。(了)
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[URL] こぶし・拳・辛夷(1)
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[URL] こぶし・拳・辛夷(2)
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[URL] こぶし・拳・辛夷(3)
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